マズローの欲求5段階説から読み解く副業(複業)時代

マズローの欲求5段階説から読み解く副業(複業)時代

2018年働き方改革や副業と言う言葉を見ない日はありません。記事や新聞などでは毎日働き方改革が叫ばれています。本サイトでも個人の能力を生かす、個人が鷹の爪を隠さず出しまくるような世の中を目指しています。今回は副業(複業)を心理学の観点から読み解いて行きます。

マズローの5段階欲求説

「フリーエージェント時代の到来」と言うダニエル・ピンクの本によると、心理学の入門コースやちょっとした本を読んだことがある人であればエイブラハム・マズローと言う名前は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

マズローは人の行動の動機には段階がありそれは5段階あると唱えています。私たち人間は最も高い欲求としては自分の才能を活用して潜在能力を花開かせることへの欲求があるつまり、自己実現の欲求があるとしています。

これがマズローの欲求5段階説です。人間には下位の欲求から5段階の欲求があり、この欲求ピラミッドを上って行くことで精神的に成長していくというものです。

ピラミッドの1番底にあるのは食欲性欲睡眠欲などの生理的欲求です。
人間の根本たる欲求です
そのもう一つ上の階層は災害や病気から守りたい危険などから身を守りたいと言う安全の欲求です。さらにその上に来るのが他の人から自分を認めてもらいたい、自尊心を満たしたいと言う欲求です。
そして最後に来るのが、自分の思っていることを実現したい自分の才能を活用したい潜在的な能力を端開かせたいと言う自己実現欲求です。
これがマズローの5段階欲求です。後になってマズローはさらにその上に社会や他の人に貢献したいと言う貢献意欲もあると付け加えています。

この自己実現が人間の精神的な発達の頂点であるとマズローは唱えたのです。またこの欲求は下の段階から上に上がっていくと唱えました。例えば生理的な欲求が満たされ、安全に対する欲求が満たされて初めて、愛情や承認に対する欲求が満たされると言うものです。

つまり、住むところがなかったり危険のある場所で暮らしている人にとっては、さらに上の欲求を追求する余裕がないとしているのです。

ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」」によると、この欲求5段階説はフリーエージェントを理解するためのキーワードでもあるとされています。

日本も含めて世界中で物が溢れ、24時間365日欲しいものがすぐに手に入り、欲しいものをアマゾンで押せば翌日には到着すると言う時代です。今だかつてない高い水準で世の中が成熟しているのです。ダニエル・ピンクによると、すでに生理的欲求や安全の欲求などの下位の欲求はすでに満たされ、自己実現が追求できる段階に来ていると言うのです。

フリーエージェントと副業(複業)と心理学

今一度日本社会日本の企業を見てみましょう。
起業したてや中小企業はいざしらず、大企業やグローバル企業となると、組織は成熟し組織の中の業務が細分化されています。1つの物事を1人で完結するということが少なくなり、あらゆる人が複合して一つのものを作り上げると言う組織も多いです。

そうなると従業員は企業にとっては、企業を動かす1つの潤滑油であると言う見方もできなくはありません。そうすると個人が自己実現を追求していくことが難しい時代です。
人事異動も頻繁に行われ、1つのスキルを極めたと思いきや、翌年には全く別の部署に配属すると言うことも少なくありません。そうなると今まで培ってきたテクニカルスキルは役に立たず、ヒューマンスキルを持って別の部署に行くということになります。

とは言え企業の中誰もが自己実現を追求できないと言うわけではありません。
例えば大きな組織にいてもシステム開発など好きなことを好きなだけできると言う方もいるのです。このような方は大変幸せです。

起業して会社を作ると、営業や提案書作成、経理や総務等1つの仕事だけで終わると言う事は全くありません。好きなことを好きなだけやってるために起業したにもかかわらず、好きなことを好きなだけやると言う社長はいないのではないでしょうか。なぜなら経理や総務営業など社長の仕事は多岐にわたるからです。

そうなると好きなシステム開発をずっと組織の中でやっていられるような人材というのは大変幸せなといえます。そしてさらに考えなくてはならないのは、好きなことをやっているだけで満足せず、その会社がいつどのようになってもいいようにポートフォリオを考えるという意識も大切です。

副業して会社で能力を使っていくことも重要でしょう。もしくは、自分で会社を起こし経営感覚を磨くというのも良いでしょう。

組織の中で自己実現を追求できる人材は幸せですが、そこで満足せずさらに自らの能力を生かせるように、そして伸ばせるように、ポートフォリオをはっていくことを考える、そんな時代と言えるでしょう。

そのためにも、副業(複業)解禁は意味があります。個人がもっと能力を生かし、鷹の爪を隠さず鷹の爪を出しまくる人生を送ることが出来る、そのような社会を当サイトでも目指していきます。

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