第2部【フリーランス・個人事業主の方向け! 1営業日以内で従来1/10のコストで契約書をチェックする方法】

この記事は、3/30(金)に行われた副業(複業)イベント「【フリーランス・個人事業主の方向け!1日営業日以内で従来1/10のコストで契約書をチェックする方法】を編集してupしたものになります。

登壇者は【GVA TECH株式会社 山本 俊氏】・【GVA TECH株式会社 高橋 圭氏】・弊社近藤になります。

・【山本 俊氏 プロフィール】

弁護士登録後、鳥飼総合法律事務所を経て、2012年にGVA法律事務所(http://gvalaw.jp/)を創業。多数のスタートアップ支援に関わる。
「テクノロジーによって法律業界の構造を最適化」するため、2017年1月にGVA TECH株式会社(http://gvatech.co.jp/)を創業。CEOに就任。

【高橋 圭氏 プロフィール】

青山学院大学卒業後、都内司法書士法人パートナーを経て2016年ライズアクロス司法書士事務所創業。代表司法書士就任(現任)。ITサービス業、製造業、金融業、美容業、障害福祉事業等十数社の取締役、監査役を歴任。2017年ライズアクロスを綜合事務所としてグループ化。グループ代表として、20名弱の士業チームを率いる。
2017年10月GVA TECH株式会社に参画。

【近藤】副業、働き方のイベントにお越しくださり、ありがとうございます。さて、なぜこのイベントをやりたいと思ったのかと言いますと、起業家、フリーランスが増えてもっと彼らが強くなればもっと面白い社会になると思いこのイベントをやろうと思いました。
そして、起業家やフリーランスは企業と取引する際に契約書がない事や、不利な条件でも契約しなければならなかたりと、弱い立場にいるとも感じました。そこで今回GVA法律事務所代表の山本先生をお迎えし、フリーランスや個人事業主が気を付けたい契約書のチェックについてお話をお聞きしたいと思います。

それでは山本先生、よろしくお願いいたします。

【山本】
GVA TECH株式会社の山本です。本日はよろしくお願いします。

【近藤】
契約書ですが、私も契約する際に確認はするのですが、なかなか相手が大きな企業だったりきちんとしている企業であれば正直あまり見ずに押印していることもお恥ずかしながらあるなと振返ってみて感じています。個人やフリーランスの方は弱い立場になることも多いと感じて今日は注意喚起の意味も込めて山本先生にお越しいただきました。今日はよろしくお願いします。

【山本氏】
私は、GVA法律事務所という法律事務所も経営してます。法律事務所を作って6年になります。今年の1月にこのサービスAI-CONをリリースさせました。
このサービスはデータをアップロードすると契約書のチェックが出来るサービスです。
これは契約書の作成ならフォーマットとかを置いておいて選んで作成できるというようなイメージが出来るようなサービスは世の中には存在しています。ですがこのAI-CONは契約書のチェックするサービスになっています。チェックというのはあらゆるパターンに対応しなければなりません。たとえば秘密保持契約(NDA)は、条文も10条位しかなくてシンプルにできるのではないかと思われます。ですが過去の500通位を集めて分析すると秘密保持契約だけでも意外と色んな種類の条文が存在します。それらを解析して、チェックするサービスになります。

これをなぜやろうと思ったのかと言いますと、もともとはベンチャー支援をしていました。ある法律事務所に2年勤めていまして、ベンチャー企業の支援をしていましてとても面白いなと感じていました。そこから独立して7年間たち、弁護士としては9年目になります。現状の事務所として20人位の弁護士がいるのですが、所属している弁護士のレベル、層が上がってきたのですね。そして給料も上がってきました(笑)

とはいえお客様であるベンチャー企業様から頂ける報酬は決まっています。その際に「これはやばいな」と思ったのですね。いただける報酬額は変わらないのに、(社内の)報酬、コストだけが上がってきていると思いました。

あとはNDA契約をずっと見ていると、かなりの数を見ていることになります。ですがNDAだけ見ていても弁護士としてのスキルが上がらない訳です。そういうことがあって、テクノロジーで解決できないかと思ったので開発に至りました。契約書をアップするとAIが自動で回答してくれるのであれば、これはすごい技術だと思ったのです。そのためにこれを作りました。

早速なんですが本日は副業やフリーランスの方がといらっしゃるというところでちょっとお聞きしたいのですが、実際に仕事をする際に契約書を結んでいるのでしょうか?

【参加者】
結んでいます。ちゃんとそれはやっています。

【山本氏】
そうなのですね。その契約書は相手から来ますか?それとも自分から送りますか?

【参加者】
自分で印刷して送付するのが私は面倒だと感じるので先方から送ってもらっています。

【山本氏】
フリーランスとか業務委託の方の契約書とかを見ることがあるのですが、とんでもない内容が入っているケースがあります。そのようなケースでAI-CONサービスがハマると思います。特に大手から契約書が来る際には活用いただきやすいと思います。大手は作りこんだ契約書であることが多いです。ただ作り込んでいる契約書は言い換えると自分たちに有利に作っているので、フリーランスや業務委託の方々が不利になってしまいます。たとえば知財とかは根こそぎ全部会社のものという契約書もあります。あとは解約もいつでもできるや報酬に関しても会社の裁量で決まってしまうなどの内容もあります。青天井式に損害賠償の責任がある契約書もあります。会社間であれば、高額な損害賠償になったとしても、最悪のケース会社を倒産されることもできます。当然ですが、個人で高額な損害賠償を受けることは厳しいです。
そういったトラブルを回避するために、AI-CONを使ってほしいと思っています。

ちなみに契約書ナシで取引することってありますか?

【参加者】
あります(笑)一同笑い

【山本氏】
気持ちはわかります。僕も法律事務所として動いているときは、法律事務所だから契約書をちゃんとしないといけないという気持ちです。
ただ去年GVA-TECHを作ったときには、色々な契約を巻いたとき(人材系など)にCTOが持ってきた契約書をなんとなく判子を押していました(笑)

そのときにこんな会話をしていました。

CTO
「弁護士なのに契約書チェックしないですか?」
山本氏
「ベンチャーだから」
人の契約書チェックはしていますが、自分のところの契約書は全然チェックしてなかったです(笑)
エネルギーを割く場所が変わるとこんなにも法務が手薄になってしますのかと思いました。
そういった意味でも自社の契約書チェックにもAI-CONが使えると思いました。
契約書のチェックを弁護士に頼むと、弊所に頼むと結構高いと思います。そもそも顧問料金も6万円台ですので。
取引先の方が独立したので、契約書チェックの相談が来たことがあって、取引先と同じ顧問料金6万円を提示したら高いと言われ、契約にならなかったです。
そのときにAI-CONを使ってもらえたら、普通に使えると言われました。
AI-CONは遊びで使ってもあんまり意味はないと思います。本当にガチンコで自分の取引先がどんな契約書を送ってきているのかというところではないと効果がわからないと思います。
AI-CONは、かなりの数を分析してきているので、下手したら弁護士よりも精度が高いものが提供出来ていると思います。

話はずれるのですが、契約書が先方から出されてないときにどうしますか?
契約書をネットで探してきて結ぶのか、信頼関係で仕事をするのか。ちなみにどっちの人の方が多いですか?

参加者に手を上げてもらう

なんとなく信頼関係でやる方の方が多そうですね。
ちなみに何があれば契約書を結ぼうと思いますか?

【参加者】
検索で自分に合った契約書が出てくるといいです。
たとえば法人契約 コーチング 個人との守秘義務で検索すると、自動的に作ってくれるみたいなものです。

【山本氏】
特殊ですね(笑)
母数があれば、AI-CONにかなりの量が蓄積されていくので技術的に可能だと思います。

ちなみに結んでない人はどんなことがあったら結びたいと思いますか?

【近藤】
いやAI-CONを紹介されてからしっかりと結ぼうと思うようになりました(笑)
自分だけだと、有利なのか不利なのかって結局わかんなかったからあまり結んではいなかったです。

【山本氏】
よくあるのが、自分で契約書をネットで検索して、前職時代の契約書をそのまま転用するケースですが、立場逆の契約書で自分に不利な契約書をそのまま使ってしまうことって結構あります。
そういうときにも是非AI-CON使ってほしいですね。

【近藤】
たまに甲乙がわかんないときもありますよね(笑)
秘密保持契約(NDA)とかに競業禁止規定みたいな契約が入っているケースがあると以前お伺いしたのですが、詳しく教えていただけますか?

【山本氏】
秘密保持契約(NDA)って一定以上の企業と取引するなら結ばされる可能性ってあると思います。
単純な秘密保持契約なら大丈夫なのですが、条文レベルで確認してみると、たまに競業禁止規定というものが入っている場合があります。
これは競合他社と仕事をしてはいけませんというものです。
100通に2.3通の割合であったりします。
フリーランスの方だと、自分の職能のみで勝負する訳でそこを契約書で抑えられてしまうとどうしようもなくなくなります。
たとえば飲食店のコンサルをしているのに、同業他社とは取引出来ないという契約書を結ばされるケースも出てきてしまうかもしれません。

【近藤】
ちなみにAI-CONのレビューとか見せてもらったり出来ますか?

実際にAI-CONの使用方法はGVA-TECHの高橋さんからご説明頂きます。
高橋さんよろしくお願いいたします。

【高橋氏】
GVA-TECHの高橋です。
仕事としては、司法書士事務所を経営しています。
よろしくお願い致します。

ちなみに明日までに登録頂けますと無料でAI-CON使えます。
業務委託と秘密保持契約は5月まで使えます。
また、今ならGVAの弁護士が裏でチェックしています(笑)

まずは会員登録をして頂きたいと思います。
こちらがサイトになります。

登録してもらうとこのような画面になります。
すでにアカウントが存在しているので、契約書も一部入っています。
ちなみにこちら右上からアップロードできます。

少し使い方についてご説明していきます。
アップロードすると、24時間以内にフィードバックが来ます。
フィードバックの中に改善点等が出て来ます。

AI-CONは不利な条項などを調べてくれます。5段階評価で不利や非常に不利などのフィードバックがきます。

また不利な条項の部分は、修正例も見ることができます。

たとえば中間にしてもらうとちょうどいい契約になりますなどを提案してくれます。

【高橋氏】
僕がAI-CONでいいなと思った機能ですが、詳しくコメントも見れる点です。

1点お伝えしてなかったですが、AI-CONで使えるファイルですが、wordもしくはPDFになるので紙からは難しいです。お願いします。
ものすごくお得なので是非使って下さい。5月末まで使用できるので使い倒してほしいです。フリーランスやスタートアップの方に使い倒してほしいです。

【参加者】
1点質問よろしいですか?5月以降の金額設定が気になります。

【山本氏】
明日から合宿があるんですけど、そこで本決めです(笑)
是非無料期間のうちに使ってみて下さい。

【近藤】
私からも質問よろしいですか?フリーランスの方が知らないうちに弱者になっているということですよね?

【山本氏】
最近フリーランスの方と話していて聞くのが、やっぱり契約書ないのが一番やばいです(笑)
一番多いトラブルは契約書を結んでなくて、最初は100万円で契約する予定だったのが、80万に減らされてしまっていたとか。そういう内容のものです。
今はないですが、出来れば契約書作成サービスは作りたいとは思っています。

やはり契約書を結ばないのがまず駄目なので、必ず結びましょう。
そのときに相手方から契約書が出てくると思うので、AI-CONを是非使って下さい。

【高橋氏】
対応している契約書の話はした方がいいですかね?

【山本氏】
基本的に業務委託や秘密保持は対応しています。

【近藤】
それでは他にご質問とかございますか?こんなサービスあったらいいなとかでも大丈夫です。

【参加者】
AI-CONにチェックしてもらったものを、契約書の相手方に送る雛形みたいなのがあればうれしいです。


【参加者2】
むしろAI-CONの中に、契約者サイドとのプラットホームまで作ってほしいです(笑)
某チャットシステムみたいな感じでグループが作れるようにしてほしいです。
常にやり取りは弁護士にさらされているみたいな感じにしてほしい。
でもそれだとGVAの方がすごく働くことになってしまいますね(笑)

【山本氏】
そうですね(笑)ただ修正メールのテンプレとかは比較的出来ると思います。

【参加者】
サービスを提供する際に、契約書を結ぶと思います。そのときに相手方に送る雛形を作るときに◯◯弁護士監修ですという文言を入れることって出来ますか?

【山本氏】
日本ではあまりないですね。ただしそれもお墨付き的なニュアンスとしてニーズはあると思います。海外だとそのようなケースはあるのですが。

【参加者】
契約する際に、何度もやり取りをすると思うのですが落とし所が自分的にわからないときはどうすればいいでしょうか?

【山本氏】
弁護士も判断難しいと思います。僕は契約書の交渉力って大きいと小さいとかではないと思っています。こんな契約は結べませんとどっちが先に言うかだと思っています。
大企業がその条件で無理なら違う人を探しますというケースもありますし、こちらサイドがじゃあ違う企業探しますという風になるかという力関係の話になってきます。
この条件を下回ったら仕事を受けないという線引きを決めることが大事になると思います。
交渉する場合は、失注リスクが出てくるので注意が必要です。

【近藤】
ありがとうございました。
これにて終了させて頂きます。
お疲れ様でした。

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